2023年6月21日、東京スカイツリーのデザインを監修した彫刻家で、文化勲章受章者である澄川喜一(91)さんが4月9日に亡くなられたという報道がありました。
澄川喜一さんは一体どのような人物だったのでしょうか?まとめました。
澄川喜一のプロフィールは?
澄川さんのプロフィールです。
- 氏名:澄川喜一(すみかわ きいち)
- 生年月日:1931年5月2日
- 享年:91歳
- 出身:島根県鹿足郡六日市町
- 最終学歴:大学卒業
- 職業:彫刻家
澄川さんの芸術は、仮面をモチーフにした「MASK」のシリーズで認められました。
また、神社仏閣の刀など、日本の伝統美に通じる「そり」に着目した木彫シリーズ「そりのあるかたち」を制作し、シリーズ化しています。有名なシリーズですね。
また、石や金属の公共彫刻も精力的に全国で制作しました。
他に、東京湾アクアラインの換気施設「風の塔」をデザイン、また、東京スカイツリーのデザイン監修も行っています。
さまざまなデザインを監修していた人物なのですね。
澄川喜一の学歴は?
澄川さんの学歴はどうでしょうか?
出身高校は?
「山口県立岩国工業高等学校機械科」に通っていました。
偏差値は「50」です。
住所:山口県岩国市錦見2-4-85
出身大学は?
高校を卒業後、「東京芸術大学美術学部彫刻科」に進学しました。
偏差値は「60」です。
住所:東京都台東区上野公園12-8
大学で彫刻についてたくさん勉強し、土台を作っていったのでしょうね。
澄川喜一の経歴は?
澄川さんの経歴です。
- 東京芸術大学を卒業後、同大学に助手として採用される。以降、専任講師、助教授を経て教授へとステップアップを果たす。
- 東京芸術大学学長を歴任。
- 1998年に紫綬褒章受章。
- 2003年に日本芸術院賞・恩賜賞受賞。
- 新制作協会の会員であり、2006年には委員長を務めた。
- 日本芸術院会員にも選任され、2008年に文化功労者
- 2020年文化勲章受章。東京スカイツリーのデザイン監修を務める。
また、この他に金沢美術工芸大学では客員教授を務めたり、島根県芸術文化センターグラントワのセンター長、石見美術館の館長、横浜市芸術文化振興財団の理事長などを歴任。
このように、素晴らしい経歴をお持ちの人物ということがわかりますね。
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